スンの脳内妄想垂れ流しブログ

雪男さんに落ちてしまった女のうわ言のような妄想

私が今、こうして生きる理由

 

皆さんこんにちは!!!佐久間担のスンです!!!

 

突然ですが、私はかれこれ1週間ほど入院してます。まぁ理由は後々述べるとして、何故急にブログを書き始めたのかというと、佐久間くんへの愛が爆発して仕方がないからです!!!

 

 

 

なので今から!

この場の借りて!

佐久間くんへの愛を!

爆発させます!

 

 

 

まぁただの佐久間担の人生の一部を覗くような気分で見てくれると嬉しいです。

 

 

さてさて、話は遡り2020年10月。私はちょっと気になることがあり、病院を訪れました。そして色々検査した結果見つかったのは、自己免疫疾患と言われる難病でした。まぁ詳しい話は割愛します。

 

正直そこまで生活に支障があるような症状はなくて、医者から告げられても「?」っていうような感じで。それで、まぁ頭が追いつかったのもあり、そのままバタンと倒れて入院になりました。

 

目が覚めた時には病室で、真っ白な天井に身体にはモニターや点滴類。様々なものがつけられていて、ことの大きさを実感したというか。まぁそこらへんも割愛します。

 

とにかく目が覚めて入院することを理解した私が即座に確認したのは入院期間でした。そう。2020年10月。SnowManのデビューライブ配信が発表されて、ヲタクとも約束した矢先の出来事だったんです。カラオケの予約もしたのにっっっ!!!!!!

 

根っからのヲタクの私は、この先の自分の病状や治療なんてそっちのけで入院期間を尋ね、医師から「およそ3週間ですかね〜、あくまで最低ですが」と言われて頭が真っ白になりました。そうです。記念すべきデビューライブに間に合わない。。。なんだって、、、、、、

 

私の想いとは裏腹に、Twitterを開けばヲタクがワクワク準備をしてたら、ブログを見れば楽しそうにリハをする様子を教えてくれる大好きな人たち。ゆっくりとドン底へと落とされる私の心。私は一体何のために生きてきたのか、、、、記念すべきデビューライブを見れずに、この先佐久間くんのヲタクを名乗っていけるのか。そんなの私のヲタク精神が許せるわけないっ!!!!!!(⚠︎根っからのヲタクのため、自分の身体の健康を忘れています)

 

そして私の心は沈み、検査や治療にも完全上の空で。唯一持ち歩いていた佐久間くんのアクスタすら見ることができずに、、、KISSN’MY LIPSのフラゲもできずに、、、4日ほどが経ち、、、あまりの精神状態の悪さに見かねた医師が退院を許可してくれました(ヲタク事情は一切話してません)(事情は知らずとも本当に精神状態がヤバかったそう)

 

外来での治療に専念することを約束し、予定3週間の入院生活を4日で終えた私は、まるで水を得た魚のように元気になっていきました。本当単純脳なヲタクです。おかげさまで治療は少々遅れ気味に始まることになるのですが(お医者様をはじめ医療関係者の皆様本当にすみませんでした)

 

まぁそんな感じで無事に帰宅してライブ配信は見れたのです。入院明けというのもありヲタク友達とのカラオケは諦めましたが、、、、、、。そこで私は、佐久間くんから涙ぐんだ熱いメッセージを受け取るわけですが、、、、、。

 

詳しくはこちらをご覧ください

https://daicha75.hateblo.jp/entry/2020/10/25/214722

 

それから佐久間くんは、まるで私の事情を知ってくれてるのかってくらい生きることに対して感謝を言ってくれたり、生きる大切さを教えてくれました。

 

いつも笑顔で元気いっぱいで、でもその裏には私たちでは想像もつかないような努力や考えがあって。本当にアイドルなんだなって、夢を与えてくれるなって実感しながら、佐久間くんへの愛が増していく日々を過ごしているのです。

 

外来で貰う大量の薬も毎日かかさず飲んでるし、副作用で太ったり顔の丸みが増したり浮腫んだり体力落ちたりと、まぁなかなかの酷い仕打ちを受けながらも「佐久間くんに生きて会おうって言われたもん!治して元気になって笑顔で佐久間くんに会いに行くんだから!」の精神で乗り越えられてるわけで。

 

そして今回の入院は持病の悪化なのか何なのか、未だに原因不明ですがとにかく長時間歩けないし全然食べれないし酸素足りてないし、というまぁ身体に悪すぎる症状が出たための検査入院です。

 

今回は前のように急な入院でもなければ、何か大きなイベントがあるわけでもなく、ちゃんと佐久間くんのアクスタと写真を持ち運んで過ごしています。そしてこの入院という機を使ってFODに無料トライアルして、あの「推しが武道館にいってくれたら死ぬ」を一気見した次第であります。

 

そう、本題はここからなんですよね(遅い)

 

アニメを見た感想をしては「推しが生きてる世界って最高」です。まぁジャニーズはこのアニメの世界線のように接触イベントが多くはないし、ましてやツーショットなんて撮れたりしないけど、でも根本的なことは同じで。

 

「推しが今日も笑顔で生きて欲しい!」と願うヲタクが必死に働いて、推しに貢いで、また働いて。推しからの元気がまた生きる活力になって経済が回っていって。想像以上に生活のどこにでも推しの存在があって、推しがいるからこそ頑張れる事実もあって。いなかったら今頃本当どこで何して生きてるんだろうこの人、、、なんて思いながら自分自身にも重ねて。

 

私、佐久間くんがいなかったら今頃この世にいなかったんじゃないかって割と本気で考えたりして。いや、自殺するとかそういうのではなくて、将来への希望の話なんですけど。正直就職も今からの私にとって、「難病です」と告げられただけで相当ダメージは大きかったし、その時点で結婚等の願望は消えてったんです。

 

でも絶対に諦められないことがあって、それが「佐久間くんに生きて会う!」「SnowManの活躍をこれからもずっと見届ける!」「でっかくなった9人がドームでライブする日を泣いて喜ぶ!」「SnowManが日本中に知られ渡る」「メンバーの名前を誰もが言えるくらい有名になる」「ゴールデンタイムに9人が日本中を平和にするような番組をする」とか、もう挙げれば挙げるほどキリがないんです。

 

こんなところで将来への希望を捨てて凹んでられない!まだデビューしたばっかなんだぞ!ってヲタク精神の私は燃えるわけです。そしてアニメを見て再び燃えたわけです。

 

アニメは「推しが武道館に行ってくれたら死んでもいい」と言ってますが、私はもう佐久間くんがアイドル人生を全うし終えるまでは死ねないな、なんて思っているわけで。私自身の将来への想いよりも、圧倒的にSnowManの将来を想うことの方が大きいわけで。こんなにも誰かを応援できてる人生、幸せだな〜なんて思っています。

 

きっとこの世には、色んな人達がいて。それぞれが色んな想いを抱えて1日1日を生きてるんだなあと思うと、私は1日1日を佐久間くんのために生きたいと思うわけで。所詮ひとりのヲタクが何言ってんだって思うかもしれないけど、それくらい私にとって佐久間くんの存在は大きくて。

 

 

佐久間くんは私のヒーローで

佐久間くんは私の元気の源で

佐久間くんは私の生きがいで

佐久間くんは私の人生そのものなんです。

 

 

まぁ、コイツ何言いたいんだって思う方はそう思っちゃってください。きっとヲタクをしている人の中には、「私こんなに推しを思ってないかも」とかいう人もいるかもしれないですけど!それはそれでいいんです!推しが生活を彩る花のような存在でもいいんです!いてもいなくても困らなくけどいたら幸せな気分になれるなあ〜みたいな感じでもいいんです!

 

推し方は人それぞれですし、貢ぎ方も人それぞれ。好きな時に推して、自分のタイミングで応援したりテレビ見たり、色々買ってみたり。他のヲタクと比べるような必要は一切ないと思います。好きなように、好きなものに好きと伝えればいいんです。

 

私は病気のこともあり、しばらくは現場には行けません!!!正直佐久間くんに生きて会おうって言われるたびに心のどこかで「私はいつ会えるんだろう」と凹んでる部分もあります!!!でもね!!!遠くからでも応援できるこの時代でよかった!!!って思いながら私はどうにか精神を保ってます。

 

コロナも終息して私の病気も落ち着いて、飛行機乗って佐久間くんに会いに行ける許可がお医者様からおりるまでは大人しく画面越しに愛を叫びますよ。滝沢歌舞伎も行けないの辛すぎるけど!!!佐久間くんをこの目で見たいけど!!!目に焼き付けたいけど!!!でも我慢するから!!!だから待っててね佐久間くん!!!

 

 

と、まあここまでばばばーーーーっと色々書いてきましたが。後から読み返して追記したり消したり色々するかもしれませんが。ここまで読んだくれた優しい方、いましたら本当にありがとうございます!ただのヲタクの健康事情と推し方の話でした!

 

以上です!

ヲタク達ともいつか会えることを願ってるよ〜!!!!!

 

 

2021.02.10 スン

ありがとう、SnowMan

でっかい愛と、沢山の感謝を。

〜私がSnowManに出逢い、この日を迎えるまで〜

 

2019年3月29日

 

きっとこの日が来なければ、私が佐久間くんに出会うことも、私が今こうして佐久間担として皆と出逢えることも、なかったと思います。

 

一年前のこの日に何があったのか。覚えてますか??そうです。スノストがMステに出た日です。少年たちの宣伝に、ひらりと桜、JAPONICA STYLE、初めて見たんです。ジャニーズJr.という存在を。

 

あの日あの時、尊敬する姉様に勧められなかったら、私は絶対テレビをつけることなく平凡な日々を過ごしていました。勧められたから、念のため録画もしてリアタイしたから、心に穴が開いてしまったあの時だったから、私には無縁だと思っていたジャニーズJr.に出逢ったのです。

 

 

少しだけ、私がSnowManに出逢う前の話をします。

私はずっと嵐を追いかけてきました。気が付いた時には既に国立競技場でのライブを大成功させ、国民的アイドルとなっていた嵐を茶の間で応援していた私は、友達に貸してもらったアルバムを聴いて、TVで流れてるものが全てじゃないと知りました。あの衝撃は忘れません。

 

それからは必死でした。あまりにもヲタクの世界へ足を踏み入れるのが遅すぎた。今までのCD、DVD、過去の番組、知らない彼らを知るために必死でした。遡れない過去の彼らを必死に追いかけて、気が付けば彼らは出逢った頃以上に大きくなっていて、僅かながらもファンであることを誇りに思いました。反面、もっと早く出逢いたかったと、後悔もしました。彼らをここまで大きくしてくれたのは、私ではなく、ずっと昔から支えてくれたファンの方々なんだって。翔くんはきっとそんなことないよって言ってくれるけど、私にはどうしても5人からの感謝の言葉を、自分のことのようには受け取れませんでした。

 

そんな中、突然発表された活動休止。青春のほとんどを嵐だけに費やしてきた私は先が真っ暗になりました。これから先、どうやって生きていけばいいのかわからないくらい、それくらい私の生活は彼ら5人なしでは考えられませんでした。色んな道を探しました。ひたすらアニメを見たり、俳優にハマったり、でもジャニーズという最高のエンターテインメントを超える存在は私の中には見つけられなかった。

 

尊敬する姉様は私の嵐ファンとしての大先輩であり、私に青春をくれた方でした。あんなに好きだった5人を見れなくなった私に、色んな逃げ場を探しては迷走する私に、「今日のMステにジャニーズJr.が出るから見て!!」と言われて、見たんです。それまではジャニーズJr.なんて若くて幼くて、熟練された5人のファンである私がハマるわけないと思っていました。だから、姉様に言われるまではYouTubeの存在すら知らず、風の噂で「確かジャニーズがYouTube始めたとかなんとか」って聞いたくらいで、本当に5人にしか目がありませんでした。

 

Mステを見て思ったのは「人数多い〜!!!」だった気がします。6人から9人に増えたひらりと桜を見てパニックになった記憶もあります。この時は、本当にほぼ名前も知らず顔も知らずで、そのままYouTubeを見ました。いやー、本当にそれから1週間ずっと24時間YouTubeしか見てなかった気がします。「凄い、、、」それしか感想がなかった。姉様に誘導されるがままSixTONESを見て、ほかの二宮担から渡辺翔太とシナモンのツーショットが送られてきて、そのままSnowManを見て。サンリオピューロランドではしゃぐピンク色の服を着たかわいい佐久間くんに出会いました。

 

阿部くんは櫻井翔を尊敬する大学院卒アイドルという認識はあったので、普通なら自然と阿部くんに目がいくはずだったのに、隣ではしゃぐ佐久間くんからどうしても目が離せませんでした。明るくて元気で、笑顔を絶やさない佐久間くんに私はとても言葉では例えられない元気をもらったんです。

 

それからSnowManYouTubeを見進めるうちに、佐久間くんがただ元気で笑顔ではしゃいでいるムードメーカーなのではなく、実は真面目で気がつかえて後輩にもちゃんと注意できる素晴らしい人なんだって知りました。それからは惚れるしかありませんでした。気が付けばずっと追いかけてきた5人よりも佐久間くんへの愛が大きくなりました。

 

ただタイミング的にTwitterの垢を作ることは出来ませんでした。怖かったんです。SnowManと調べてもそこには増員で乱れたファンが対立してて、どうしたらいいのか、わからなくなりました。確かにあの時期のYouTubeは、康二も目黒もラウールもまだ馴染めてなくて違和感がありました。正直、全然過去を知らない私ですらも、6人でよかったんじゃないかって。新規ながらも毎晩Snow Dreamを聴いてました。こんなにも、ファンに、真っ直ぐに、このような歌詞を伝えられるアイドルがいるということ。デビューへの道は険しく、本人たちはもちろんファンも苦しんだ時期があるんだと。でも、決定したことには変わりはないし、佐久間くんは今日もSnowManとしてここにいる。それに佐久間くんが積極的に3人に声をかけてて、色んな真実が見えてきて、9人のSnowManを応援したい、ファンとして、これから先、佐久間くん始め、9人のSnowManを応援する。そう決意しました。

 

日に日にYouTubeを通してまとまりが出てきたSnowManを見て、嬉しくなった自分もいました。全然6人時代のことなんて知らないのに。こんなこと思う権利はないのに。って思いながらも、SnowManはいい方向に向かってるんだって。前向きに、全員が手を繋ぎ合って、進んでる。ラウールがよく笑うようになった。康二のボケでみんなが笑うようになった。目黒が喋るようになった。6人の顔が、優しかった。ああ、SnowManはきっともっと、いいグループになる。何様だよって感じだけど、私はそう思ったんです。

 

そうして時が過ぎて、遠征はできなかったけど、滝沢歌舞伎や合同たまアリがあって、8.8.にサマパラに少年たちに、と毎日流れるレポを楽しみにして。SnowManのファンの皆さんが優しくて、恐れ多いながらもTwitterで垢を作り、スンが誕生しました。

 

応援しはじめて、デビュー発表までの半年間。それだけしか応援できてなかった私はデビュー発表で泣いたんです。嬉しかった。1月22日を迎えるまで、色んな人にSnowManを紹介しては、興味を持ってもらって、知ってもらって。ROTで佐久間くんが「まずは知ってもらうこと」って言ってたから。ひたすら私が好きになったSnowManというグループをみんなに知ってもらおうって。

 

嵐ファンだった私が、嵐といえば全国民がうなずく存在を好きだった私が、こんなにも誰かに一生懸命紹介したのは初めてでした。みんなに知ってもらいたい、SnowManの素晴らしさを。好きになってとは言わない。ただ知って欲しい。その一心で。みんな最初は興味なさそうに聞いてたんです。でも、少ししてから徐々に「SnowMan見たよ!」「SnowMan面白いね!」「SnowManのこの曲カッコいい!」なんて言葉がジャニーズとはかけ離れた友達が声を揃えて言ってくれたんです。

 

彼らには人を魅了する力がある。私がファンだからそう思ってると思ってました。でも気付いた。SnowManはもっともっと大きくなる。彼らには魅力が沢山ある。私が思ってる以上に、大きい魅力が。SnowManという存在を知ってもらえること、それが今一番大切なんだって。そう思ったんだす。

 

そして、本日2020年10月25日。4日間行われたデビューコンサートが無事終わりました。最高だった。SnowMan、やっぱり最高なグループだよ。私は初日、土曜の夜、そして最終公演。時間的にも金銭的にも3公演しか見ることはできなかったけど、でも、本当に、1回1回飽きることなく、画面から目を逸らすことなく、夢中になることができた。踊り続けて、歌い続けて、時には喉が枯れて、泣いて、笑って、ふざけて、はしゃいで、いろんなSnowManを見れて、本当に幸せだった。

 

なんでこの場に私はいないんだろうって。どうして会場で9人に声を届けることができないんだろうって、配信を見ながら何度も思った。メンバーが、会場にファンがいてくれなくて寂しいって正直に言ってくれた時、あぁ同じ気持ちなんだって。正直に伝えてくれるんだって嬉しかったし、同時に悔しかった。デビューおめでとう、大好きだよ、愛してるよ、ずっとついていくよって、声を大にして伝えたかった。でも、逆に言うとね、配信だからこそ普段ならSnowManのライブに行かない人や目に触れない人が気軽に見ることができた。

 

SnowManのことを気になってくれてる友達に紹介しながらライブを見たり、いつもはテレビにSnowManが出ていても気にしない母が「SnowMan凄いね」って気がつけば隣で一緒に見ていたり。本当に、多くの人の目にこのデビューコンサートは触れたと思う。そしてSnowManの凄さを、少しでも実感してくれたなら、私もファンとして凄く嬉しいなって、誇り高いなって思う。

 

私はまだSnowManを好きになって日が浅いです。でもその僅かな日々ですら、SnowManはあり得ないスピードで成長した。「SnowManはデビューできないんじゃないの」ファンになってからデビュー発表まで一年もなかったけど、短期間で私はこの言葉を何度も聞いた。その言葉を彼らは何度聞いたんだろう。何度悔しい想いをして、何度この世界から退くことを考えたんだろう。考えても考えても知る由はないけど、でも、本当に今、SnowMan9人が、笑顔で胸を張って、トップを目指すって言葉にしてくれてることが嬉しい。国民的アイドルになるんだって、SnowManを好きな人が大多数になるんだって、ヒーローになるんだって、そう言ってくれることが嬉しい。

 

最終公演の挨拶、沢山のありがとうをもらった。涙ぐみながら沢山、沢山、何度も。私たちファンに向けて、彼らは言ってくれた。ジャニーズを見てくれて、僕達を見つけてくれて、応援してくれて、愛してくれて。そして生きててくれてありがとうって。涙腺が崩壊した。みんなと一緒に大きくなるんだって、生きてれば絶対会えるんだって、一緒にでっかい景色を見るんだって。こんなにもファンに寄り添って、手を取り合って、隣を歩いてくれる。そんなアイドルを好きになったこと、一生後悔しないと思う。

 

私も声を大にして言いたい。

生まれてきてくれてありがとう。

ジャニーズを選んでくれてありがとう。

諦めないでくれてありがとう。

今こうして笑ってくれてありがとう。

私達に元気をくれてありがとう。

手を差し伸べてくれてありがとう。

背中を押してくれてありがとう。

生きる意味を与えてくれてありがとう。

 

ジャニーズに出会えたから。SnowManに出会えたから。佐久間くんに出会えたから。こうして私は今を一生懸命に生きることが出来てます。どんなに辛いことがあっても、泣きたくなっても、逃げたくなっても、いつでもSnowMan9人を見れば、頑張ろうって思えるんだよ。私は今、とても幸せです。

 

これからも、ずっと。

SnowManを、9人を、

全力で応援しています。

愛してるよ。

ありがとう。

 

 

2020.10.25    スン 

 

異父兄の照くんに恋した話

 

恋した彼は私の異父兄でした

 

Twitterにて何の脈略もなく突如閃いた虚妄がなかなか私の脳内を駆け巡ってしまっていて、異父兄の照くんしんどいっっっっと自分で自分の首を絞めてました。ここまできたらちゃんとストーリー化してやろうじゃないか!!!という謎の魂が燃え始めたので書きます!!!!!!!

 

ツイート通りではないかもしれないし、ツイートに沿って書くかもしれないし、、、まぁそれは私次第なのでご理解ください!!(面倒くさい)

 

あっ、ちなみに突発虚妄したツイートはこちら

https://twitter.com/skdai75/status/1228952577900830720?s=21

 

 

あっっ、あべさくが幼馴染みとして登場します!!!(作者の欲望全開)

 

では、レッツスターーーーティン♡

 

 

 

 

 

 

 

 

大学1年生の春。脱陰キャをスローガンに、髪を明るく染めた幼馴染み2人は、真新しいスーツを着て私の隣を歩く。メディア学部の佐久間は金髪で、理学部の阿部は茶髪。意外と似合ってしまっているから、いじるつもり満々だった私は少し面白くない。

 

金だ!バイトだ!と探し、やっと見つけたカフェのバイト。お洒落な店内にかかるオルゴールを聴きながら、良い香りのするコーヒーや可愛らしいパフェを運ぶ日々。時給も悪くないし、店長も優しい。お客さんも常連の方がちらほらで、これといって多忙な日もない。平和だ。そう思っていた。

 

カフェ特有のベルの音と共に木製のドアが開き、カフェには似つかわしい、ちょっといかつめのスーツ姿の男性が入ってきた。年齢は多分20代。背は高く、目つきは鋭い。このカフェで裏取引でもしようとしてるのか、そう思いながらも注文を取った。男性は「ココアとチョコパフェをひとつずつ」とあまりにも意外な注文をした後、特に怪しい素振りは見せず大人しく座っていた。出来上がったチョコパフェを片手に男性の元へ向かうと、既に運ばれていたココアを美味しそうに飲んでいた。言葉では表現できないような幸せそうな顔で。「チョコパフェです」と机の上に置くと、小さくありがとうと言った男性は、再び嬉しそうにパフェを食べ始めた。男性はココアとチョコパフェを綺麗に食べ終え、会計の時に「美味しかったです」とだけ言い残して帰って行った。

 

 

翌日、このことを幼馴染み二人に話すと「人は見た目じゃないっていうもんな〜!」と見た目だけが陽キャと化した陰キャが言う。「その人、意外とタイプだったりした??」と突然斜め上の質問をしてきた阿部に「いや、さすがに怖すぎる」と答えた私に伝えたい。私はその男性に死ぬほど惚れるんだぞって。経験したことがないくらい胸が苦しく、締め付けられるんだぞって。

 

 

それからあの男性はよくカフェに来るようになった。どうやらチョコパフェがあまりにも美味しかったらしく、毎回注文するので可愛いな〜と思い始めた時、「こんな見た目なんすけど、俺めっちゃ甘党で」と話しかけられた。話しかけられた事実に驚いて焦ったけど、男性は意外と優しくて、人は見た目によらないと言っていた佐久間の言葉が脳に響いた。

 

男性の名前はヒカルさんと言うらしい。照らすと書いてヒカル。素敵な名前ですね、と言えば「見た目に合わないでしょ」とクシャクシャの笑顔を向けられた。その笑顔を見た瞬間、私の中で何か音が聞こえた。今思うとあれが恋に落ちる音だったのかもしれない。そこからはもう、あっという間だった。照さんは今日来るのだろうかとバイトがある度にワクワクしてしまうし、照さんがきてくれた日にはスキップをするかのように帰りの足取りが軽くなる。あ〜〜〜、私今恋してるんだ。痛いほど実感した。この時はまだ、新しく出会った恋にときめきを隠せない、舞い上がるだけの可愛い恋だった。

 

 

いつの間にかカウンターに座るのが当たり前になった照さんと、カウンター越しに会話を弾ませる。阿部には「早く告れば?」なんて言われたけど、私はまだ照さんのことをよく知らない。多分年上だろうけどちゃんとした年齢は知らない、何の仕事をしているのか、兄弟はいるのか、恋人はいるのか。連絡先すら、何も知らない。唯一知っているのは、チョコパフェとココアが好きってことくらい。

 

このままでは何も進展しない、一歩踏み出さなければ、と色々考えていたらいつの間にか黙り込んでいたらしく、ハッと顔を上げると照さんは私の顔を見ていた。不意打ちに合ってしまった視線に変な声が出そうになった。私の動揺に気付いたのか、気付いていないのか、わからないけど、照さんは「スンちゃんは可愛いね」と言って笑った。そして、その言葉が私の背中を押した。今だ、行けと。

 

「照さんって、彼女さんとか、いらっしゃるんですか?」

 

店内にかかるオルゴールだけが響き、私と照さんの間には長い時間が流れたような気がした。少なくとも私の鼓動は通常の倍は速かった。時が止まってしまったのかと思った。きっと、実際はそんなに間はなかっただろう。照さんは、ココアを一口飲んでから「いないよ」と微笑んだ。ここまできたら、もう行くしかなかった。勇気を出して、怖いもの無しと言わんばかりに突き進むしかなかった。佐久間風に言うなら無敵モード突入だ。

 

「私、もっと照さんのこと知りたいです。なので、その、もしよかったら、連絡先、交換しませんか、?」

 

流石に照さんも驚いていた、と思う。突然カフェの店員から連絡先をくれと言われたら誰でも驚く。しかも年下の、世の中をまだ知らなさそうな未熟な学生。照さんは、少し悩んでるように見えた。連絡先を交換するかどうか悩んでいるのか、それとも私が傷つかないように断る言葉を探しているのか。鼓動がうるさい。店内のオルゴールは、もう私の耳には届かない。照さんの声だけを、ただひたすらに待った。怖い。忘れていた。無敵モードなんて、すぐに終わってしまう。そして、照さんは私の名前を呼んだ。

 

「もし今週の日曜、暇なら遊園地でも行かない?」

 

ん??今、なんと???突然の誘いに動揺を隠せない私を少し面白そうに見ている照さんの手には遊園地のチケットが2枚。「あ、でも予定があるなら無理して...」と言う照さんの言葉を遮るように、私は食い気味に「行きます!!」と答えた。

 

 

「日曜9時、駅前で待ってるね」と言ってお会計を済ませていった照さんの背中を見て思い出す。連絡先を聞きそびれたことに気付いた時にはその背中はどこにも見当たらなかった。でも、「へへ〜遊園地〜!」私は連絡先よりも欲しかったデートとも言える時間を手に入れた。「何着ていけばいいの?」なんて独り言を呟きながらクローゼットと向き合った数日間。気が付けば日曜になっていた。

 

9時。駅前に向かうと、一際目立つ照さんを見つけた。車体に体を預け、タバコを吸っている姿はあまりにも大人で、もう少し大人っぽい服装が良かったかな、なんて後悔する。私に気付いた照さんがタバコの火を消し、「おはよう」と微笑んだ。あー、心臓がうるさい。誘導されるがままに助手席に座り、「じゃあ行こうか」と進む車。隣で運転する照さんはカッコよくて、もっと見たいけど、恥ずかしくて見れない。レコーダーからは日本語と英語の混ざったリズムの良い男性の歌声が流れている。まわりの居心地の良さに意志とは裏腹にまぶたが閉じようとする。昨日緊張して寝れなかったせいだ。絶対そうだ。照さんと二人きりの車内で寝るなんてもってのほかだ、寝るもんか!と気合を入れ直したのを最後に、私は眠りの世界へと足を踏み入れた。

 

目を覚ますと、照さんは車の外で煙草を吸っていた。やっぱりカッコいいな、と第一印象とは真逆の感想を抱いていると吸い終えた照さんが戻ってきた。「おはよう」と言われ私は爆睡してしまったことを思い出す。「あっ、すみません!!寝るつもりはなかったんです!!あまりに心地良くて!」と焦りながら言い訳を並べる私にニッコリと微笑んだ照さんは、私の頭に大きな手をのせて優しく撫でた。

 

それからはあっという間だった。ジェットコースターに乗れば、強気な照さんがいつの間にか縮こまってたり、クレープを食べればまるで幼稚園児のような笑顔を見せる。お化け屋敷の前を通れば「女の子にこんなところ連れて行かないよ」と笑っていた。いつでも大人な照さんは遊園地に行くと、人が変わったように可愛くて、胸の奥が苦しいほど締め付けられて、でもその締め付けがとても幸せだった。

 

日も暮れて閉園が迫るアナウンスが流れる。最後にあれに乗ろうか、と照さんが指差した先には綺麗にライトアップされた観覧車がゆっくりと回ってる。さりげなく差し出された手に私は自分の手を預けた。優しく握られた手から私の鼓動が伝わってしまうんじゃないかと思う程に私の鼓動はうるさい。二人きりの空間に入ればその手は自然に離れてしまうのかと思ったのに、照さんはそのまま私の横に腰を下ろした。「傾いてますね」「そうだね」「普通向かい合いませんか?」「そうだね」突然言葉のキャッチボールが難しくなって焦っていると、握られた手が更に握られた。スンちゃん、と呼ばれて照さんを見ると、照さんは前を向いたままゆっくりと深呼吸した。

 

「俺の彼女になってくれませんか」

 

観覧車はちょうど頂上に辿り着いたらしい。このまま頂上で止まって欲しい。私の耳に聞こえた声は、確かに照さんの声だった。突然のことに驚いて声も出ない私に、照さんは「返事はゆっくりでいいから」と私の目を見ることなく言い放った。

 

ゆっくりと降りていく密室の空間は、まるで無人のように静かだった。何か言わなきゃ、そう思いながらも動揺がすごい。これは夢?それとも妄想?現実なの?私が照さんの彼女に?え?照さんは私が好きってこと?待って待って、、、、そう考えているうちに2人きりの空間に終わりが見える。今にも開きそうなドアに向かう照さんの手を引いて、精一杯の声で「よろしくお願いします」と言えば、照さんは驚いた顔をして、顔を赤らめてフニャっと笑った。

 

閉園を告げる音楽を背に、私たちは手を繋いだまま門を出た。すっかり暗くなった空と関係性が変わった私たち。変わらないのは速いままの胸の鼓動だけで。私たちは今日という日を噛み締めるように車まで向かった。車内で照さんがゆっくりと話し始めた。初めて会ったとき怪訝そうな顔をした私の表情が日に日に柔らかくなったこと、常連さんと笑顔で楽しそうに話すこと、ココアを入れるのが上手なこと、そして照さんに惚れていく姿が見え見えだったこと。恥ずかしいくらいに話してくれる照さんに、私は顔を真っ赤にして俯くしかなくて。悲しくも家の前に着いてしまった車を降りるわけには行かず、お礼を言ってドアを開けた。その瞬間、肩に手が触れて景色が180度回った。柔らかく温かい感覚が唇に残って、照さんとキスしたのだとわかった。照さんは優しい笑顔でおやすみと私の頭を撫でた。

 

 

翌日、幼馴染み2人に一連の流れを分かりやすく簡潔に話した。2人はすごい驚いた顔をして「まじ??」「え!!おめでとう!!すごいじゃん!!」とうるさいくらいに喜んでくれた。はしゃぐ佐久間に対して阿部は少し落ち着いていたけど、おめでとうと笑顔で言ってくれた。

 

 

それからというもの、照さんの仕事や私の試験が重なり2人で会うことはなかった。たまにカフェで会うくらいで、あの遊園地での出来事が全て夢だったかのように平凡な日々が訪れた。でも帰り際に渡された照さんの連絡先のおかげで「おはよう」と「おやすみ」の最低限の連絡は毎日続いていた。

 

そんなある日だった。照さんから電話が鳴り、少しだけ会えないかと言われた。久しぶりのカフェ以外での照さんとのデートにワクワクして私は講義が終わると共に走り出した。照さんは相変わらず車の外で待っていて「そんなに走ると転んじゃうよ」と笑った。そのまま行き先は告げられずに車に乗せられて、気が付けばお洒落なショーウィンドウが並ぶ商店街に着いた。照さんに誘導されるがまま歩けば、「ちょっと気が早いかもしれないけど」と学生の私が手に取ることができないジュエリーが目の前に現れた。「最近なかなか会えないから、何か繋がるものがあればいいなと思って。ほら、これとかどう?」とマルの数がいくつあるかパッと見で数えられない指輪を指差す照さん。戸惑っていると、「ほら、選んでよ」とまたフニャッと笑った。気が動転しながらもお気に入りのひとつを見つけ、それに決めた。帰りの車で夕陽の見える丘に寄り、そこで照さんが薬指にそれを嵌めてくれた。夕陽のバックに重ねた唇はまるでドラマのようだった。

 

 

「えーーーー!!!!めっちゃロマンチックじゃん!!!羨まCィィィ〜〜〜〜!!!!!」とテンションが上がる佐久間に対して「いや、さすがに指輪って」と何処か引き気味の阿部。でも私は幸せだった。意味もなく薬指を撫でた。照さんがすぐ近くに居てくれるような気がして、たまらなかった。

 

 

照さんと出会って3ヶ月。まるで季節が一周したくらい充実した日々を過ごしていた。バイトの帰り道、突然雨が降ってきた。生憎傘は持ち合わせていなかったため、少しだけ雨宿りをしようと普段は歩かないアーケードを歩く。なんとなく歩いていただけ。学校帰りの女子高生や仕事帰りのサラリーマン。いろんな人で溢れている景色に目を向けながら歩いていたら、ふと小さなカフェに座る照さんが見えた。偶然の出会いが嬉しくて、驚かせようとそのカフェに入ろうと足を向けたとき、照さんの向かいの席に女の人が座った。私の母だった。2人は真面目な顔で何かをずっと話していた。何か揉めているように見えた。彼氏と母だ。気にかけずに声をかければよかったのに私は足が動かなかった。2人ともまるで別人のような顔をしていた。

 

「どうしたの?そんなとこに突っ立って」

 

声が聞こえて振り向くと阿部が立っていた。私の手に傘がないことを確認した阿部は「傘、はいってく?」と自分の手に持っている傘を少し上げた。「あ、ありがとう」と阿部の優しさに甘え、カフェをもう一度振り返ると2人の姿はなかった。幻覚だったのかもしれない。そう思い込ませようとしたのが間違いだった。あのとき、阿部の力を借りてでも2人に話を聞くべきだった。

 

 

照さんからの連絡が途絶えた。毎日のようにマメに来ていた連絡に既読がつかない。最初は忙しいのかと思った。でも1週間が経つと照さんとのトークページにはメンバーがいませんと記されていた。もちろん、バイト先のカフェにも来なかった。母に聞いてみても「若い男の人?知らないわよ、見間違いじゃない?」の一点張りであの日の風景は私の勘違いだったのかもしれないと思い込んだ。薬指のリングは外さなかった。外してはいけないと思った。外してしまったら、本当に照さんとの繋がりが消えてしまうと思った。

 

 

照さんがいなくなって半年が経った。時が経てば、照さんと出会う前の私に戻れると思っていた。戻れるわけがなかった。でも照さんがいないこと以外、私の周りは何も変わらなかった。相変わらずうるさい佐久間と頭が良すぎる阿部と過ごす大学生活、落ち着くカフェで常連さんと話しながら働く毎日。そう、照さんがいないだけ。それだけなのに。大きな穴が開いたように、私の視界は真っ暗だった。照さんの存在が私の中で想像以上に大きく膨れ上がっていた。たった3ヶ月。たった3ヶ月だけなのに。溢れ出る涙に今更驚くことはなくて。ポロポロと流れる涙が止まる時を待つのみだった。そうやって私は半年過ごしてきたんだ。

 

 

「話さないといけないことがある、今から送るとこに17時に来て欲しい」唐突な阿部からの連絡に気付いたのは約束の15分前だった。少し遅れるかも、と連絡を入れて指定された場所をマップに従って歩く。着いた先にあったのは、あの日2人の幻をみたアーケード街のカフェだった。重めのドアを開けるとあの日の席に阿部と私の母が向かい合って座っていた。私に気付いた阿部が隣に座るように催促する。大人しく隣に腰を下ろし、目の前の母の顔を見た。母は下を向いたまま、少し震えているようだった。この状況が理解できずに阿部に視線を向けると、阿部は少し息を吐いてからゆっくり話始めた。

 

「照さんが消えた理由、全部お母さんが知ってる」

 

そう言い放つと、「全て話してください」と私の母に鋭い目つきで阿部は言った。母はゆっくりと顔を上げて私を見た後に、口を開いた。母の口から話される事実に動揺が隠せなかった。何もかもが嘘のようで、でも全てが真実で。途中から何も聞こえなくなった。母はごめんなさいと頭を下げていた。何もかもがわからなかった。理解できなかった。動けなくなった私の隣に阿部はいつまでもいてくれた。母が去ってからもずっと、私の涙が流れ始めてもずっと、静かに背中をさすってくれた。何も言わずに、隣にいてくれた。

 

母の話を簡単にまとめるとこうだ。私が恋した照さんは、母の隠し子だった。照さんは私の異父兄だと。昔母が恋した相手にはすでに運命を決めた相手がいた。不倫だった。その事実を知りながら相手との関係をダラダラと続けてたある日、その人との子を身篭ってしまった。それが照さんだった。まだ若かった母は、照さんを産んでそのまま手を離した。それからは照さんのことを気にかけながらも何事もないように日々を過ごし、私の父と出会い結婚。私が生まれた。

 

私に彼氏が出来たと知った母は、私に隠れて彼氏がどのような人が興味本位で調べてしまった。そこで気付いた。照さんが自分が捨てた子だと。そして私と血の繋がった兄であるということに。母は慌てて照さんと連絡を取り、その事実を告げた。照さんは捨てられた怒りをぶつけることもなく、ただただ拳を震わせて、私と離れて欲しいという母の要求を受け入れた。

 

それが、私の前から突然照さんが消えた真相だった。

 

涙はまだ止まらなかった。夢であって欲しいと願った。溢れる涙のせいで、私のスカートの色が変わる。震える身体を落ち着かせるように撫でる阿部の手が温かい。阿部はきっと、元気のない私のために一生懸命調べてくれたんだろう。我ながら本当に優しい幼馴染みをもったなって思う。「照さんの、居場所は?」阿部なら知ってるかもしれないと思って聞いてみた。でも阿部はゆっくりと首を横に振るだけだった。

 

「もう忘れなよ、スンのことを想ってくれる男は他にもいるから」

 

そう優しく言葉をかける阿部の目を見ることはできなかった。阿部の気持ちに気付くことなんてもっとなかった。私は静かに薬指のリングを外した。カタンっと音を鳴らしてテーブルに置かれたその指輪はその日以来、つけることはなかった。

 

 

 

 

あれから何年が経っただろうか。私は大学を卒業し、地元の会社に就職した。佐久間は前から憧れていたアニメ関連の会社に、阿部はまだ学びたいことがあるらしく大学院に進んだ。地元から離れてしまえば、きっと何処かで照さんに会えるかもしれないと思った。でも、私はそうしなかった。このまま生まれ育ったこの場所で、僅かな時間を照さんと過ごしたこの場所で生きていこうと決めた。

 

 

たまたま通りかかった、照さんと出会ったカフェ。卒業と同時にバイトは辞めてしまってからは一度も来ていなかった。懐かしいドアを開け、店内を見渡していると可愛らしいハーフ顔の男の子が迎えてくれた。腰を下ろし、苺パファとコーヒーを注文した。彼は高校生だろうか、わたわたしながらコーヒーを入れる姿はいつの日かの自分を見てるようで微笑ましかった。危なっかしい彼が持ってきたコーヒーはびっくりするほど薄かった。でもなぜか美味しかった。愛おしいと思った。帰り際、お金を払うときに「また来ます」と伝えれば「お待ちしております!!」とニコニコで答えた彼の胸元には村上と書かれていた。あれ、ハーフじゃないのかな?と思いながら今度来るときには下の名前を聞いてみよう、と外に出た。

 

それからそのカフェに行けば、彼がいた。下の名前はラウールと言うらしい。高校に入学して母の誕生日プレゼントを買うためにバイトを始めたが、あまりのカフェの居心地の良さに感動し、将来は自分のカフェを経営するのが夢だと言う。日に日に話すたびに未来への希望を語る彼に少しずつ惹かれた。これは恋愛感情ではない。まるで自分の弟を見ているような、そんな感覚だと。そう言い聞かせて。

 

 

 

 

                                                                             Fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと終わったーーーーーーーーー!!(大声)

 

長かった、長かったよ私の1ヶ月。。。全然ツイート通りじゃないやん!!!

 

ここまでで8525文字!!!なっが!!!めっちゃ長いじゃん!!!読んでくれた方ありがとうございます!!!滝涙

 

て言うことでここからは少し後書きを。物語には記されなかった照さんの気持ち。そして幼馴染みの阿部の気持ち。最後のラウール登場の意味。

 

まずは照さんの気持ち。これは最後のラウールとの出会いが意味してます!!!そう!!!ヒロインちゃんがラウールに抱いた気持ちが、最初照さんがヒロインちゃんを見たときの気持ちなんですよ!!!(熱量)

最初は妹を見るような感覚だったのに気が付けば恋心に発展して気が付けば遊園地に誘っちゃってた照さん、、、たまらなく可愛いんです。。。ラウールとヒロインちゃんがこれからどうなるかはあなたの想像次第で♡

 

そして幼馴染みの阿部の存在。さあ皆様、気が付いたでしょうか??基本的に佐久間くんは全力で応援してるんですよ!!!ところが阿部、最初からその人はタイプ?だの早く告白しろだの、、、、そう、阿部はヒロインちゃんが好きです!!幼馴染みのヒロインちゃんにずっと片想いしてます!!早く振られてしまえと告白を進めてますよ阿部は!!!でも照さんを失ったヒロインちゃんを見るといてもたっても居られず、、、さすが阿部です。調べました。半年かけて徹底的に調べました。そしてたどり着いた、ヒロインちゃんの母親の過去に。ここまで来ると怖いよ阿部、、、。。。その結果、いい感じになるかと思いきや、何故か阿部告白しない。。。幼馴染みという関係が壊れるのを恐れているのか、それとも自分が一人前になってから告白したいのか。私にもそれはわからないです。。

 

まぁそんな感じで裏話も色々考えながらヒロイン目線で書いてきました。そして途中でぴったりの曲に出会ったんです。。

 

それがこちら。

https://music.apple.com/jp/album/%E9%9D%92%E7%A9%BA/1498904468?i=1498904469

aikoさんの話題の最新曲!!明るい曲調で失恋を歌うその姿はもうヒロインなんです涙

 

触れてはいけない手を 

重ねてはいけない唇を
あぁ知ってしまった 

あぁ知ってしまったんだ

あなたにもう逢えないと思うと
体を脱いでしまいたいほど苦しくて悲しい
あなたに出逢う前の何でもなかった

自分に戻れるわけが…

 

辛い、、、辛いよ〜!!!涙

 

そっと薬指を縛る約束を外してもほどいて無くしても
まだ気をつけて服を脱ぐこの癖はなかなか抜けないな

 

きっと指輪を外してからも何もない薬指を撫でちゃうんですよヒロインちゃんは涙

 

何度も指輪をはめてもらってキスを交わしたあの夕陽の丘にヒロインちゃんは行っては涙を流してると思うんだよ私、、、

 

まぁそんな感じで長々と話してしまいましたが、本当に何度も言わせてください。ここまで読んでくれてありがとうございます!!!!!!!感謝しかないです!!!!!

 

もうリプでもDMでもマシュマロでも何でもいいので感想くれるとうれしいです!!!一緒に恋して失恋して泣こう???辛いよね、、、私も書いてて辛かった!!!なんで虚妄なのに幸せになれないの!!

 

でも大丈夫!!これからしあわせがきっとくるよ!!もしかすると照くんと再会するかもしれない。年下高校生のラウールに恋しちゃうかもしれない。大学院を卒業した阿部が突然交際ゼロのプロポーズしてくるかもしれない。何が起こるかわからない!!ここから先はあなたが選んでね!!!

 

では!!!またいつか書く機会があるときまで。

 

 

https://marshmallow-qa.com/skdai75

 

 

あっっっ、誤字脱字がある可能性があります、、小声で教えてくれるとありがたいです、、、

 

義兄に私が佐久間担だとバレたとしたら

 

もし母の再婚相手が岩本照の父で私の義兄が岩本照になったら、?

 

なんて妄想を今からつらつらと語り出しますよ

 

 

(現実の岩本兄弟は存在しないです、共に一人っ子設定なのでご了承下さい)

 

 

母から再婚を告げられたときは、別に驚きもしなかったし反対もしなかった。同じ家に住むことになったとしても、男1人くらい何も変わらない、私には何の影響もない、って思ってた私が馬鹿だった。

 

母の再婚相手に挨拶をする日、お洒落なレストランの個室を開ければ、そこには既に義父となるお方が座ってて、私は母を追うように椅子に腰掛けた。

 

「初めまして、スンちゃん。息子も来るんだけど、少し仕事が押してしまったみたいで」

 

そう言う義父の言葉に違和感を覚えた。息子?息子がいるなんて聞いてないよ、と母を訴えるように見つめれば、言ってなかったかしら?なんて顔をする。

 

「息子さんはスンより歳上だから、義兄ちゃんになるね」

「見た目は少し怖いかもしれないけど、凄く優しいいい子だから」

 

なんて言われる間に開いたドア。遅れてすみません!と耳に聴こえた声は、あまりにも聞き覚えがあって、振り向けば、高身長で筋肉質な、いかつい顔の男性。深く被った帽子を外せば、もうそこにいるのは正真正銘のSnowMan岩本照

 

「立派な息子さんねぇ」

 

なんて喜ぶ母は私がSnowManを好きと言うことは知っているが、趣味に干渉しないタイプなのでメンバーは多分佐久間くんしか知らない。だから、私の慌てようにも気が付かない。どうするべきか。とりあえず知らないフリをしよう、と話を合わせた。

 

 

来週から一緒に住もう、と言うことになり、まあ照くんは一人暮らしだろうと勝手に思っていた私は新居に運ばれたトレーニンググッズを見て声を失った。

 

「あー、驚いたでしょ?それうちの照のなんだ。あいつ、見ての通り筋トレが好きで」

 

なんで説明する義父には申し訳ないが、私はそんなことは知ってる。どれだけ照くんの筋トレへの愛が凄いかなんて、、私が言葉を失ってるのはそこじゃない。

 

「照さんも、ここで住むんですか?」

 

と控えめに聞いてみれば、そうだよ?と当たり前のように返された。まって、これはヤバイ。

 

慌てて自分の荷物を運び、とりあえずSnowManのグッズを奥へしまう。さて、どうしようか。待て、冷静に考えろ。流石に義妹の部屋になんて入ってこないだろう。

 

生粋の佐久間担だし、母に見られる分には何の抵抗もない。集合写真は避けよう。佐久間くんだけ見えるとこに置こう。ということで、とりあえず部屋を佐久間担らしく仕上げた。

 

それからは照くんと家で会うことは少なく、と言っても私が部屋からほとんど出ないのが原因なんだけど。目を合わせたら私はもう冷静さを保たないからこれでいい。なんて思ってたのに。

 

新婚旅行行ってくる!なんて幸せそうな顔して両親共々家を留守にしたのが、今朝。そして今日は照くんは休みらしく、私も家から出る理由がない。

 

さすがに昼ご飯はリビングで食べるからなんだかんだ初めての2人きりというこの状況。さぁ、どうする。なんて私の焦りが伝わったのか

 

「スンちゃんってさ、もしかして俺のこと知ってたりする?」

 

控えめに聞かれたその言葉を否定するわけにもいかず、「ジャニーズの方ですよね、」とあたかもSnowManのファンではないように返せば、

 

「やっぱり、初めて会ったときすごい驚いてたよ」

 

と笑う笑顔はもうひーくん!!!って感じで、え?私、画面越しじゃなくてこの笑顔見れてるの大丈夫?誰かに殺されない?なんて思いながらも、心の内を悟られないように頑張る。

 

それからは照くんも安心したのか、SnowManについて一から丁寧に教えてくれて、、知ってます、全部知ってますよ、だって私はスノ担なんです、と心を痛くしながらも話を聞いた。

 

 

それからは普通にSnowManのファンということは隠して照くんと過ごした。照くんは「SnowManなら誰が好き?」なんてことは聞かないから少し安心。(これがふっか、目黒、ラウあたりだったら確実に聞かれてる)

 

そんなこんなで同居生活一ヶ月が経った頃、「メンバーが家に来たがってるんだけど、いい?」と照くんが申し訳なさそうに言ってきた。

 

私としてはもうパニックです。SnowManが!?私の家に!?(いや、照くんの家でもあるけど)まぁ表ではそのことを全力で隠して、「私は全然構わないよ」って言ったんだけど。

 

「ちなみに、誰がくるの?」とまぁ聞いてみる。気になりすぎるので。「とりあえずふっかが連れて行けってうるさいからふっかかな。いきなり何人も連れてくるわけにはいかないから」

 

そしてそして、やってきた、ふっかさんが私の家にやってきた!

 

「失礼しまーす!!」と入ってきたふっかさんはやっぱり顔が大きくて(おい)、私の顔を見ると「スンちゃんだよね?はじめまして!」と頭を軽く下げた。照くんと並ぶ姿はもう夫婦、、、え、私の家に岩本夫妻が(黙)

 

それからはまあ、SnowManの話をたくさん聞いて、と言ってもファンの私が全て知ってる内容。精一杯私はあたかも今知りましたって顔をした。

 

しばらくして、ピンポーンとチャイムが鳴り、知らないフリにも少し疲れてしまったので(いわふかと話してて疲れたとはなんて失礼な)率先して私が玄関へ行く。岩本夫妻はもう幸せそうに話してる。「スンちゃん、良い子じゃん」なんて私の聞こえるギリギリの声で照くんに言うふっかさんはやっぱりリア恋、、、

 

ドアを開ければ宅急便で、その手には、Islandストアの箱。あっっ、、、、そうだった。。少年たちの期間限定フォトを注文したんだった、、、、まずい、見られたらまずい。

 

家の構造的に、リビングのドアさえ越えれば部屋へ向かう階段。リビングのドアは閉まっている。よし、とりあえず部屋に行こう。

 

そう考えながら荷物を受け取って、静かに部屋に置きに行こうと階段に足をかけたら「スン〜〜、誰だったの?」と照くんの声。「宅急便〜〜!私の荷物だから部屋に置いてくるねー!」と平然を装って声だけを返したのに。

 

 

「Islandストアじゃん!!」

 

と声がして、振り向けば、リビングのドアを開けてこちらを見ているふっかさん。。ああ、ふっかさん。あなたは何故そこにいるの。その声を聞いた照くんもやってきて、「え、なんで?」と不思議そうな顔。

 

さて、どうしよう。

 

立ちすくむ私の腕をふっかさんが握って、「とりあえず来なよ」とソファーに座らされる。きっと私の顔は、親に悪事がバレた思春期の子供のようになっているだろう。

 

私の目の前にはしゃがんで私の目を覗くふっかさん、横には立ち、腕を組んでいる照くん。

 

何も言えずに黙り込む私に「もしかして、他のグループのファンだった?」と申し訳なさそうに聞いてくる照くん。多分、私がSnowManではなく、他のJr.が好きで、でも俺には気まずくて言えなかった、と思っているのだろう。違うよ、真逆です。私はあなた方のファンです。

 

もはや嘘をついてた罪悪感と、何から話せば良いのかわからない状況に黙り込むことしかできなくて。

 

「とりあえずさ、中身開けちゃダメかな?」

「おい、ふっか。さすがにダメだろ」

 

優しく聞いてくるふっかさんと、それを止める照くん。多分ふっかさんは興味心で溢れてる。もういっそ、中身を見せればどうにかなるのか、と思って、私は縦に頷いた。

 

 

「待って、めっちゃ佐久間じゃん」

 

開けて写真を一枚ずつめくるふっかさん、そのめくる指がとても美しいです、、、、そしてめくればめくるほど出てくる佐久間くん多めのSnowManの皆様の写真。

 

「待って、いつから?」

 

少し慌てた照くんに、「照くんがお義兄ちゃんになるずっと前からです」と白状すれば「まじ!?は!!??」と驚きの声を上げる。そりゃそうだよね。

 

「え、じゃあスンちゃんが照の前で部屋のドア絶対に開けないのって」

 

え?と驚く私に、「お前言うなよ、」って顔でふっかさんの肩をたたく照くん。、え?バレてたの?私が部屋の近くに照くんがいたら警戒してたこと。

 

「ごめんなさい!!!ずっとファンで、でも知らないフリしました!!!本当にごめんなさい!!」

 

とりあえず謝るしかなくて、全力で頭を下げれば

「手、震えてんじゃん」と私の手を包み込むふっかさん。。いやいや待って、だから私はあなた方のファンなんですよ、そんなことしたら死、、

 

「でも、この感じだとスンちゃんが好きなのって佐久間だよね」

 

と他のメンバーに比べて明らかに量が多い佐久間くんの写真を手に取るふっかさん。「なんか、嬉しいけど悲しい」と複雑な顔をしてる照くん。

でもすぐ顔を戻して、私の目を見てこう言った。

 

「もう兄妹なんだし、これからは秘事禁止な」

 

いや、だから。岩本さん(待って、私も岩本じゃん、え、やばいね今更だけど)岩本照さん、私はファンなんです、そんなこと言われたら自担ではないとは言え、さすがにもうキュン死です。

 

色々なことがバレてしまったこの日は、夕飯まで家で食べていったふっかさんを照くんが送り出すまで気が気じゃなかった。

 

だから、ふっかさんが悪い顔して照くんに話してる内容なんて聞こえやしなかったんだ。

 

 

 

……To be continued

 

 

 

 

 

 

区切れがいいので今回はここまで!!!

いやいやこんな長くなる予定じゃなかった。いつの間にやら4000字。いやいや、読むの大変。そして続くんかい!!!妄想長いな!!!でも楽しいからいいや!

 

ここまで読んでくれたあなた様、本当ありがとうございます。お時間使わせてしまいました。

 

ふっかさんがね、家に長居してしまって、本当家が狭くなっちゃって(おい)

 

照くんがふっかさんを送るために車をガチャっと開けるとこを見れると思うだけで私は死んでしまいます(妄想で何回死ぬんだ)

 

 

以上、スンによる妄想劇場でした。